施工管理・建設技術者の転職エージェントを公開データで比べる|建築・土木・測量技術者の手数料実績

※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月27日

結論

施工管理の数字が出る「008」の区分

転職エージェントは「有料職業紹介」という国の許可を受けた事業です。厚生労働省の「人材サービス総合サイト」には、許可番号ごとの「事業所詳細」ページがあり、就職者数・6か月以内の離職者数・手数料実績率などが公開されています。

手数料実績率は、求人企業が払った手数料が、就職した人の年収見込みの何%だったかを示す数字です。求職者が払うお金ではありません。この欄は「厚生労働省編職業分類」の区分ごとに出ます。施工管理に関係するのは次の区分です。

中分類主な小分類
008 建築・土木・測量技術者建築設計技術者、建築施工管理技術者、土木設計技術者、土木施工管理技術者、測量技術者 など

注意点は、手数料実績率が載るのは常用就職が多い上位5職種までとされていることです。総合型の会社では、建設以外の職種が上位を占めて「008」が載らないことがあります。載っていないことは、実績がゼロという意味ではありません。

主な転職サービスの公開データ(五十音順)

いずれも人材サービス総合サイトの事業所詳細(令和8年10月1日現在の掲載)で確認しました。率は掲載の人数から計算し、小数第2位を四捨五入しています。

サービス運営会社(許可番号)年度無期就職者6か月以内離職(率)判明せず008区分の手数料実績率(令和7年度)返戻金制度
建設・設備求人データベース株式会社クイック(27-ユ-020100)令和7年度10,905人1,015人(9.3%)0人36.6%有
コンストワーク株式会社foredge(13-ユ-309125)令和6年度198人3人(1.5%)「-」掲載なし有
CIW Construction株式会社CIW分割準備会社A(13-ユ-320005)令和2〜7年度とも「-」---掲載なし有
施工管理求人.com株式会社レクリー(13-ユ-312147)令和4年度110人3人(2.7%)0人掲載なし有
施工管理求人ナビ株式会社ウィルオブ・コンストラクション(13-ユ-313764)令和7年度190人10人(5.3%)0人掲載なし有
doda(転職エージェント)パーソルキャリア株式会社(13-ユ-304785)令和6年度58,056人3,188人(5.5%)56人(0.1%)32.8%有
ビルドジョブ株式会社MyVision(13-ユ-314719)令和7年度1,931人0人(0.0%)0人38.1%有
ヨロズワークス株式会社AMGキャリアサービス(13-ユ-318333)令和2〜7年度とも「-」---掲載なし未掲載

※数字は運営会社(許可番号)全体の実績で、施工管理だけの数字ではありません。クイックは看護師などの紹介も、パーソルキャリアは全職種の紹介も含みます。
※「年度」は離職者数が載っている最新の年度です。会社により年度が違います。
※CIW Constructionの公式サイトでの運営会社の表記は株式会社アイ・クラッチです。人材サービス総合サイトの事業主名は上の表のとおりで、許可年月日は令和8年9月1日です。
※ヨロズワークスの許可年月日は令和6年11月1日で、手数料・返戻金の欄も「未」の表示です。

総合型を含む全体の一覧は転職エージェント公開データ一覧、施工管理に絞ったさらに詳しい一覧は施工管理向け転職エージェントの公開データ一覧(別サイト)で見られます。

総合型と特化型の数字をどう読むか

表のとおり、総合型のdodaは無期就職者が5万人を超え、建設特化のサービスは数百人から2千人ほどです。桁が違うため、次の点に気をつけます。

  1. 率は人数とセットで見る:100人規模なら、1人辞めると率が約1ポイント動きます。0.0%や1.5%でも、人数が少ないと偶然の影響が大きくなります。
  2. 総合型の率は全職種の平均:dodaの5.5%は営業やITなども含む数字です。建設の転職だけの離職率ではありません。
  3. 「008」の手数料実績率は建設の紹介の目安:この表では32.8%〜38.1%でした。これは求人企業が払った割合で、求職者の負担ではありません。
  4. 「-」は新しい会社の場合がある:許可を受けたばかりの会社は、実績がまだ登録されていないことがあります。
  5. 年度の違い:ビルドジョブは令和6年度が897人中22人(2.5%)で、令和7年度は1,931人中0人です。年度ごとの変化も見てください。

数字全体の読み方は公開データの読み方、許可番号の調べ方は許可番号の確認方法で説明しています。

2024年4月からの上限規制と、求人票で確かめること

厚生労働省の資料によると、建設業でも2024年4月から時間外労働の上限規制が適用されています。主な内容は次のとおりです。

項目上限
原則月45時間・年360時間
特別な事情がある場合(特別条項)年720時間、休日労働を含め月100時間未満、2〜6か月の平均80時間以内、月45時間を超えられるのは年6か月まで
災害の復旧・復興の事業一部の上限に例外があるとされています

上限があっても、実際の残業時間は会社や現場で違います。求人票や面談では、次の点を確かめましょう。

2024年4月から求人や内定時に示す労働条件も増えています。詳しくは2024年4月からの労働条件明示を見てください。仕事内容は施工管理、土木技術者、建築士のページにまとめています。

よくある質問

Q. 建設特化のエージェントと総合型、どちらがよいですか?
A. 公開データだけでは決められません。特化型は建設の求人に絞って相談でき、総合型は他業界への転職も含めて相談できます。希望に合わせて、許可番号と数字を確かめたうえで選んでください。

Q. 手数料実績率が高い会社は、求職者に不利ですか?
A. 手数料は求人企業が払うもので、求職者が払うものではありません。実績率は、その会社の紹介にどのくらいの手数料が払われたかの目安です。

Q. 公開データに実績がないサービスは使わないほうがよいですか?
A. 新しく許可を受けた会社は、実績がまだ登録されていないことがあります。許可番号が有効かを確かめ、面談で求人の条件をよく確認しましょう。

参考にした情報(確認日:2026年10月27日)

ダラシロ
ダラシロのひとこと

給料と、帰ってからの時間。両方並べてみよう。